KEN micro game labo. ブログ

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職業訓練について考える。

「リスキリング」なんて言葉を最近ゴリ押しして流行らせようとしていますし、それに乗っかって職業訓練の拡充とかも政府が打ち出してますが、まあどれも「今まで優秀な正社員だった人が会社内でポジションチェンジして……」とか「若者に対して長期にわたって高度な専門教育を……」とかで、基本的に「キ○○イオッサンフリーターなんてお呼びじゃない、そのまま労働の椅子からあぶれて死ね」という雰囲気プンプンですよね。

現実的に管理人がやれそうなのはCAD、簿記会計、Webデザインとか?手先が器用じゃないんで電気工事とか機械加工とかは無理。なのでPC系になりそうですが、ITは嫌だ。管理人のプログラム周りの知識は全てゲームのためのものです。まだゲーム開発で激務なのはなんとかこっちも交渉の用意がありますが、ITなんていうゲーム見下している意識高い系で激務な業界なんか行ったら悲惨なのが目に見えてるわ。あんなのでよく配属後2週間も持ったよ、僕。

 

なんか色々な底辺ブログを読んでいると「底辺こそ資格」っていう言葉が飛び交ってるんですよね……資格取ったら劇的に変わる、とかあるんでしょうか。勉強自体は嫌いじゃないんですがそれはあくまで人文科学近辺の範疇であって、実利のための資格の勉強にやる気が出るかというのが不安です。

↑要するにどういうことかってーと、例えば2年間同じ会社でバイトしてたとします。でもって、それを面接官が「2年も同じ会社に勤めるバイトなんてあり得ない。つまりこれは正社員の経歴に違いない。バイトなら能力低いだろうけど、正社員だったからにはきっと優秀だったに違いない」と勘違いしてたとします。

こういう時、「いいえ、バイトでした」と返答するのと馬鹿を見るってことです。そこは向こうのカンチガイに合わせて「はい!正社員です!」と答えちまって大丈夫ということです。制度上、バイトか正社員かなんて、雇ってる側が貼り付けてるラベルでしかありません。事情を知らない第三者には、目の前の奴がその会社で「バイト」と呼ばれてたか「正社員」と呼ばれてたかなんて確かめようがありません。そこでうっかり「バイトでした」と訂正して「無能」のレッテルを張られるぐらいなら、向こうのカンチガイに付き合って「正社員」と嘘ついた方が得だと。そういうことです。

けっこう腹黒い手段ですが、方便としては有用なんじゃないかと思います。自己紹介で、ポケモンのランクマッチを一回やったら負けてすぐ投げたけど、「ポケモン大好きですー、対戦もやってるんですよー」と言ってみたら向こうが「対戦やってるんですか!さぞかしお強いんでしょうね!」と言ってきた、否定するとビミョーな空気になりそうなので「そうなんですー」と乗ってみた。そういうのと一緒よ、一緒。

あとこれには注意点があって、「正社員でしたか?バイトでしたか?」と訊かれたときに「バイトでした!」とバッチリ嘘をつく、それはよくない。同じ嘘でも能動的についた嘘だと、取り繕うひと手間が生まれて返答に詰まるから。そうなったらバレるまで何分もかからない。あくまで向こうが「コイツは正社員だったに違いないから、正社員だったという前提で話を進めても問題ないだろう」と思い込んでるとき限定ね。

それと、経歴は多少嘘ついてもいいけど、免許資格は嘘つかない方がいい。さすがに。

 

だいぶ話がそれましたが、このエントリは職業訓練の話だったんだ。とりあえず管理人はPC系の職業訓練(IT以外)を通して資格取得を目指すということでFAっす。ついでにその職業訓練が楽チンで、合間にゲーム開発に頭使う余裕ができるようだったら言うことなしですね。