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ゲーム業界とIT業界の交わらないベクトル

今日は開発日記じゃなくてなんとなく思うところを書き連ねようかと思います。

 

コンピュータ関連の業界だと、「元々ゲームクリエイターを目指していたけどなれなかったから仕方なくIT企業で業務システムを…」って人がけっこう多いみたいです。なんですけど、僕は正直、ゲームクリエイターになれなかったからと言って次善の策でIT業界、という人がいたら全力で止めたい。

 

何でかって言うと、僕が出会ったIT業界の人はこんな人が多かったからです…。

 

 

なんか知らないですけど、僕が出会った「IT業界人」にはこんな感じが往々にしてありました。完全にゲームを見下して馬鹿にしきっています。

基本的に、行きたい業界、取り扱いたい商材があるのなら、変に回り道せずに自分の希望した業界ど真ん中に入るべきです。本音ではカケラも行きたくない会社に「とりあえず就職しなきゃならないから…」「回り道した方が結果的にいいらしいし…」で入っちゃったら地獄見るぜー!

やっぱ、ゲーム業界とIT業界って、外形は「コンピュータを使って商品を開発する」という仕事でも、まったくもって目的意識が違うわけですから、そりゃやって来る人の方向性も違うし、そのせいで根本的に相容れないケースも多くなる。娯楽を作りたい人と実用品を作りたい人はお互い交わらない方が幸せです。

そうでなくとも、ゲームクリエイターになりたいという人は「どうしても好きなことを仕事にしたいんだ、自分に嘘ついてまで興味のないことを我慢するなんて嫌だ」という人が多い(と思う)ので、やっぱりそれには正直になった方がいいですよ…。

 

あ、でも僕みたいにどう頑張ってもゲーム業界に「就職」では入れないって場合もあるんで、そういう時は副業でゲーム開発、でもライスワークは別に確保、ってやる必要がありますが。

IT業界でもデバッガーの仕事はあるんだけど、上に書いたようなことがあるから正直嫌だなあ…この不信感をぬぐえないことにはどうにも。Web業界だったら多少マシだったりするんだろうか。胸張って「やる気あります!」と言えるところに入りたいもんだよね。

 

 

(それにしてもしいなの22歳たぶん新卒でディレクターってリアルに考えたらかなり無理があるよね…まあ、フィクションだからと言ってしまえばそれまでだけど)